昨年12/19のブログより転載。

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脱水といいますと、夏のイメージが強いのですが。熱中症とかね。

しかし、冬も脱水に注意の必要な季節なのです。冬の脱水は怖い!(死に至ることも)

冬は寒さと乾燥のきせつ。

寒いと意識してお水を飲む回数が減りやすく、

飲むと寒さでもありお手洗いが近くなるからと、水分補給の回数が減らすかたもあるほどですよね。

また、室外も冬独特の空気の乾きがある上に、室内は暖房器具による乾燥で外気はとても乾いています。

これらは、私達の肌、皮膚、粘膜からの水分の蒸発を増やすのです。(空気に奪われるんやー)

体から水分が奪われるし補給のの量も減ると、脱水の状態になります。

この乾きと脱水は美容面はもちろん、免疫力にもかかわりますし、

高血圧や心臓病の方は体内の水分が減ることで血流も悪くなり、血管のつまりの心配もでてきます。

【冬こそこまめに水分補給を】

そして、加湿器などがないお部屋や、加湿器がお嫌いな方は、簡易的に濡れタオルを一枚お部屋にかけて就寝するなども対策の一つです。

その水分補給は勿論、カフェイン、アルコールはカウントに入れないで下さい。炭酸飲料も含めて、利尿作用があるので、せっかく摂取しても出してしまっては意味がない。

勿論、お茶やコーヒーは体もあたたまるし、ほっと一息にぜひお飲みいただいて。

ただし、乾きや脱水の観点からは、コーヒー飲んだから水分補給オッケーとはならない事を忘れないで、

白湯や体温ほどのお湯などで、こまめに補給することも心がけてくださいね。

ハーブティーもノンカフェインでのみやすいのですが、

ハーブの効能で利尿作用がある物もありますから、そのあたりはご注意を。

水分補給以外にも、気をつけることとして栄養素があります。

まずは、タンパク質不足。タンパク質は血液に溶け込んで体の材料になったりと様々な働きがあります。血中総タンパク質中の60%はアルブミンです。

摂取した水分を体の中で保てないと、それはむくみになります。

体内の水分調節といえばナトリウムとカリウムの電解質ですが、

血液中にアルブミンがしっかりある事で血液内の水分濃度調節ができ、血液中に水分を保つてくれます。

むくみの原因には腎機能の低下や冷えなどのイメージがありますが、じつは身近なところではアルブミンの低下がむくみや脱水に繋がります。

さて、ではタンパク質ですが、

食べるだけではダメで、消化吸収されて初めて役に立ちます。

タンパク質は採ってるのにむくむわよ?」という方は、消化不良で十分に吸収されてないのかもしれません。

胃腸に負担はかかっていませんか?

(臓器の話になると、あれもこれもとやるべき事が出てきますが、

まずは胃腸に負担をかけていたら自分でできる範囲で減らす努力から。)

また、一回の食事で吸収できるタンパク質の量も上限があるので、食事毎に摂取が好ましいですね。

あとは乾燥対策にはビタミンA!動物由来(ウナギや、レバー)は過剰にとりすぎないように注意しつつ

毎日とれるものはベータカロチンとして緑黄色野菜!!

まとめ

乾きと脱水対策に、冬は意識して水分補給。肌の乾燥は体内の乾燥と繋がってることを忘れないで。

タンパク質と緑黄色野菜も意識して摂取するように。こんなところで!