あらためて、思います(^ ^)
皮膚は「私」と「私以外」を分けている境界線ですよね。
体内の存在を感じつつ、外界をも感じることができます。
自分を守ってくれている皮膚感覚でもあり、
触れ合うことで高め合える皮膚の感覚です。
身体の温度と同じ水の中を潜行していると、どちらが水でどこまでが身体かが区別がなくなり、自己意識が消えてしまう事があるそうです。
それでも、身体に触れる感触を感じる事で、瞬間に自分と自分以外の境界を取り戻すことができます。
ぼっーと物思いにふけっている時に、不意に、ちょっと!と肩でもたたかれたら、
瞬間に我に帰るのと同じ感覚ですねー。
肌に、皮膚に触れる事で、「私」というか個をはっきりと感じられるという事です。
ストレスがある時など、他人の視線がつきささるようなり時には、
まずはセルタッチすることで、しっかり自分の境界を知ることも、
それらの解消方法のひとつといわれています。
そしてもちろん、家族やパートナー、友達との触れ合いもです。
エステやマッサージは、その自分の境界という肌を優しく触れられることで、深い癒しが起こります。
思いやって、その個人の存在を尊重すること。
それが、人に触れる事の原点。
触れられ事でも、気づきが沢山あるように、触れる事での気づきも沢山あります。
自分と自分以外の境界は大切です。
そして、面白い事に
自分と接触のあるものに対しては愛情が湧くのに、離れてしまうとそうでもなくなる。
口の中にある時はなんともないけど、ひとたび口からでると、嫌がられる?
ヨダレとか(笑)
くっついてると愛しいのに、切ってしまうと邪魔になる髪の毛とか(笑)
話を戻して(笑)
ベッドに横になってもらい、シーツをお掛けするところから、タッチに気を配るようにしています。身体に触れる事はもちろんですが、
自律神経をうまく整えるようなタオルワーク、途中の誘導なども、、、。
肌の上を動くものなので、触れる事同様に緊張感をもって、初心忘れず、つとめていきますね(^_−)−☆
丁寧であること、見えないところこそ、思いやっていけるように、ココロ新たに(^ ^)