写真家 永瀬正敏氏 の作品展開催中につき、高畑にある、
入江泰吉記念奈良市写真美術館に行ってきました。
高畑のなんとも言えない落ち着き。センジュからテクテク歩いて登り坂のみ20分。
著名人が撮った写真を見たいというミーハー心でやって来ましたが。
きっかけはミーハーでも。
来てみて
感じることの多さです。
来る道中の風景から、
建物の中の造り、庭と、
写真美術館自体が。
作品、数々の資料、
映像(入江さんの撮った奈良の風景、仏像がハイビジョンで見放題)、
そして展示作品と、見て味あうものが沢山ありすぎます。
入江泰吉氏の展示はと言えば
「奈良を愛した文士と高畑界隈」でした。
もちろん志賀直哉が高畑で過ごした日々の写真は沢山ありました
その時代の名だたる方の写真、高畑の風景。
文章とともに、その描かれたであろう奈良、高畑の風景写真が並んでいて
描写の素晴らしさもよりわかります。
モノクロの一昔前の高畑の風景も興味深かったです。
あと…
ここにあります
Cafe Fleurのケーキが!めちゃくちゃ美味しかったんです。
でね、
永瀬さんの作品の中に著名人のポートレートもあり、
夏木マリから木村カエラ、樹木希林さん、斉藤和義。イギーポップに、kenken&金子ノブアキに、元ブランキーベンジー&中村達也、
年齢も性別も色々。
顔がアップなんです。
顔をよんでしまいます。
すっごくわかりやすくよめる。
モノクロでドアップだから。
(普段は表情筋を指先で触ってほぐしながら、身体の環境や、感情や思考のクセみたいなものをよんでエステする、フェイシャルレメディをしてますから。)
しかし、美肌で有名な宮崎あおいや、興味あるね~の斎藤工君は、
ライトでとんでいて、質感が見えなかった。残念。
たくさん並んでいるから比較もできる。
太陽光の下で見るお顔よりもよく細かく見えました。
目の周りの皺や細かいキメ、
血行不良の具合、クマや、年齢による弱まり、毛穴と毛流れも
奥の方にあるシミとか、出る場所にすごくパターンがわかりやすい~~
人に見られる人前に立つお仕事だったり、ライト当たるだけじゃなく、
色々なシチュエーションに身を置かれる人たちなので、そんな環境も想像できる範囲内と
感情や思考のクセのパターンを推察し放題。
勉強の場でした。ある意味。
まさにパラダイス!
違うところで幸せ感じてしまいました。
興奮した~~(笑)
入江泰吉記念奈良市写真美術館。
https://m.facebook.com/naracmp/
見ていて思った。
たくさんのアーティスト、アクターアクトレス、その他著名人のかたたち。
無理なく、あるように
やんわりと老化されている姿がとてもよくて。
女優だから、色々やってるでしょーなんてよく言われますが、
色々やりながら、ご自分と対話しながら
素敵に時間を重ねて素敵に老化なさってるな感じがすごく写真から伝わり
こんな素敵な老化をしたいなーと思いました。
老化というと聞こえは悪いですが、生きていれば必ず衰えていくもの。
自然に健康的に老化したいですね。