記憶の中に、なら瑠璃絵中に春日大社 の祓戸の前で見た神楽をブログにアップしたいという思いがございます。

が、

今回は。また、違う内容です…す。

神楽は改めて☆

さて。二月の末に「空海ku-kai」見てきました。日中合作で150億の?170億の製作費だとか。

「妖猫传」

が、中国タイトルだそうで、英語タイトルはそのまま訳して 「LEGEND OF DEMON CAT」

 

そう。「猫」が重要な役回りなのです。しかも黒猫!

なぜか、日本語タイトルは空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」です。

空海は、とても日本では人気のお人。「空海」というワードに惹かれて映画を見られる方も多いかと思います。

そして原作が「陰陽師」の作者の夢枕貘。

お、おもしろそう!!

と、皆さんなるかと。私もそうでした(^^)

映画はというと、

連載17年の、大作「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」(陰陽師より前から書いてらしたんだとか)

から、ぎゅっと凝縮しての、130分!

夢枕貘さんは、「沙門〜」を書き上げられた時に、「凄い作品を書いてしまった!!」とおっしゃられたそうなので、

ぎゅっとしてもぎゅっとしたりないかんじ(笑)

空海逸話や密教のエッセンスは感じるほどの分量は無かったですが、

物語としては壮大で、歴史と妖術、そして美しい映像が楽しめました。

展開がくるくると早くて飲み込むのにじかんのかかるところもありましたが

まぁ、役者さんが素晴らしい。

そして、内容が勝手に自分で考えてたものとは違ったので、その翌日から原作を読破しました。

長かったけど、一気に。(2日かかりましたが笑笑)

この原作、めっちゃくちゃ面白かったです。

密教のエッセンスもあり。わかりやすく描かれています。

調子に乗って漫画版も読んでしまいました。

読んだ上で映画見るとまた面白いのかな?とまた見に行く気でいます

楊貴妃、綺麗でした。役者さんはフランス人とのハーフらしく、異国感がたっぷり。

首からデコルテが美しい〜

その昔の唐の時代も

国力は大変大きく、あちこちの国から人も物も文化も集まり交流も盛んで、大いに華やいでいたであろう様子は、映画の中にしっかりえががれています

実際に映画のために広大なセットを中国に作られたようで

もはや、ハリウッド映画よりもド派手でもありました。

邦題にちょっとつられましたが

染谷君の空海っぷりはなかなかでした。

原作を読みながら、「染谷空海」を想像しましたー!

日々の心の持ちようにもヒントになる「密教」の心にも触れれますので、原作もオススメです。