うちわまき 唐招提寺

明日は、唐招提寺がアツイ♡

なぜって、うちわまきの日なのです
⬇︎⬇︎⬇︎

鎌倉時代の唐招提寺中興の祖・大悲菩薩覚盛(だいひぼさつ・かくじょう)上人が、
修行中に蚊にさされているのを見て、それをたたこうとした弟子に、
「自分の血を与えるのも菩薩行である」

とおっしゃって戒めたという故事があります。
戒行清廉なるその徳をたたえ、

「せめて団扇で蚊を払って差し上げよう」と、

上人が亡くなられたときに法華寺の尼僧がハート型うちわを供えたことが始まりです。

上人の命日に執り行われる中興忌梵網会(ちゅうこうきぼんもうえ)の法要の後、

舎利殿(鼓楼)から1500本のうちわがまかれます。(安全のため、そのうちの数百本は僧坊で手渡ししております。)

毎年5月19日 15時~

うちわを授かることは、病魔退散や魔除けのご利益があるといわれています。

その前に、上人の御遺徳を偲び法要と舞楽奉納が13じから講堂で行われます。

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唐招提寺には、
すんばらしい、
仏像が、
仏様が

沢山なのです。

千手観音像は、ほんまに手が1000本。
お顔が慈愛に満ちてらして
でも、黄金で荘厳。

私、唐招提寺アプリ買いましたから、
いつでも、スマホで会えますけどね笑

建物も素敵。

エンタシス。
習いましたよね。
アテネ神殿の柱を思わすような、大きな円柱。
バランスの素晴らしさ。

屋根の曲線。
細工。

古代建築の、お洒落さハンパない♡

全ては仏を称えるため。

人間を称えるため。

東大寺の大仏様も、大仏殿もそうなんですけど、
人って、誰かの為に祈ること、誰かを称える為に、
どんだけ、力を発揮できるんだろうか!と
その能力の素晴らしさ、発想の素晴らしさ。

なんで、あんな大きな仏を作れると思ったの?
んで、作っちゃった。
凄いわ。
と思ってます。

人間には、日常生活で使う感覚、能力以上に可能性があるんだよ、
と、
身体のもつ自己治癒力に、
人が人を慈しむ心と、その力、
そして、
ハンドパワーに思いを重ねております。

うちわまきから、
そんな話になりましたが、

後世にこれだけの大きなお祭ごとが続けられるくらい、
慕われていた、偉大な方なんだな。
鑑真以外よく知らない唐招提寺の流れ。
ちょっと、勉強しても面白そうです。

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