お顔は脳に近く、刺激は神経終末ポイントから素早く伝わります。
即効性があるので、
肩甲骨周りのガチガチをゆるめたり
胃の不調をゆるめたり。
ちょっと痛気持ちよくここちよい刺激です。15分ほどお顔のつぼやゾーンを触り、その後は足裏リフレクソロジーと組み合わせる45分コース。
「体の特定の箇所と顔の特定の箇所との関連性がある」という考え方は
古代中国やアメリカ先住民族の中にも元々の伝承された療法としてありましたが、現代の自然療法としてはベトナムで初めて発展して研究、実践されてきました。「ディエンチャン」と呼ばれるこのセラピーはいわゆる経穴(ツボ)とはことなり、かおのなかに600ものポイントがあります。(鍼治療などで使われる経穴は全身で360余りほど)
一番よく施術する時に使う見立て方は、背骨イコール鼻筋として見る方法。小鼻がおしりにあたり、背中が鼻全体と見て、鼻筋はイコール背筋。冷えや腰痛のあるときは小鼻全体を刺激しながら背筋の上にある腰椎のポイントを押していきますと、和らいでいきます。
同じように見ていくと鼻筋から続く眉毛。眉頭が肩、少し下に肩甲骨、脇リンパ節の反射区に当たりますので肩こりや腕の疲れあるときはここを刺激する、ということになります。
顔のツボを刺激するのは5-15分ほどで、それ以上になると頭側の陽の気が高まりすぎて、カッカしたり(怒りやすいを含め)、バランスがとれなくなるので、残りの時間で足裏のリフレクソロジーや肩首のマッサージで全身の気のバランスをとっていきます。直接触れられるマッサージもきもちいいですしね。