春先は、細胞の生まれ変わりが活発に。
全身の「解毒」と「代謝」を担う肝臓もフル活動。冬に人間のからだも少々の省エネ仕様なので、暖かくなると活動量がふえはじめます。急に仕事量が増えた肝臓には
過重労働の心配がありますよ。
そもそも、肝臓は体内で最も大きな臓器。(皮膚の次に)
体に溜まった有害物質を無毒化する働き(解毒)
腸が吸収した栄養を体内で使いやすい形に作り替えて、全身に送り出すはたらき(代謝)
をしています。
春に独特の体のだるさを感じたことはありませんか?
体のだるさは、肝臓がフル活動しているサインかもしれません。
運動不足や食べ過ぎのみすぎは、さらに肝臓の負荷になります。
肝臓に中性脂肪が多く溜まりがちで、肝臓の毛細血管が中性脂肪で圧迫されて血流が悪くなり肝機能が弱まりやすくなります。
ただでさえ春は肝臓は多忙。この体の目覚めに加え、、
心身のストレス、活性酸素も発生、肝機能が弱まると、
わかりやすいサインとして、疲れやすい、だるい、便秘、肌のかさつき、髪のパサつきもあらわれます。
肝臓というと、お酒はあまり飲まないという方でも、
糖質と脂質の摂りすぎは要注意。肝臓の仕事を増やしてしまうのでおなじこと。
ストレスもアウト。怒りの感情ですら、肝臓が消化してくれるので…。
そして、よく眠るのが一番の肝臓の働きを助けます。特に夜11時〜1時には横になって休んでおくこと。目との繋がりもあるので、疲れ目のケアもしっかりと。