ウィンターグリーンという素晴らしい(すでにポジティブ!)精油をご存知でしょうか。
メントール系の刺激的で爽やかな香りがいたします。
ツツジ科の常緑植物の葉から水蒸気蒸留されます。
別名「チェッカーベリー」や、日本では「姫柑子(ヒメコウジ)」。
クリスマスのシーズンに、見かけたことがある、あれ、ではないでしょうか。
赤い実がつきます。
原産は北アメリカの北東部。、中国やベトナムなどでも
日本でも生産されています。
日本では盆栽をする人たちによって作り、広められたと言われているそうです。
ウィンターグリーンは古くから自然療法として解熱剤や鎮痛薬として使用されていました。
使うのは葉。実のほうが目立つけど。
お湯に漬けて煎じて飲んだり、葉を噛んだりしてたそうです。
メントール系の刺激的で爽やかな香りですが、
成分の95-99%はサリチル酸。そう、湿布薬のツーンと刺激的なあの香りのもとなのです。
バーチと並び、天然のサリチル酸メチルを 含む数少ない植物のひとつです。
歯磨き粉などの香料としても 使用されています。
香りはすっきりと清々し い香りが気分を高め、活気を与えてくれます。とても香りも効果も強いので、お部屋にディフューズするなら少量で、短時間。
それよりも、ゆっくり数回、吸い込んでリフレッシュするのみに留めるほうがあと腐れなし!(あと腐れって…)
ダイブ部を占めるサリチル酸メチルの、残りの数%に含まれるのは何か。何かです。
この何か、がさらに見えない働きをしてくれている。
筋肉痛などの「痛む」所に特に良く。
肩こりや腰痛、頭痛、捻挫、にもファーストチョイスでも間違いないと思います。
クリームなどに混ぜて痛む部位に塗り込むと、しばらくして痛みがやわらいだり、消えたりと。
捻挫したときなどにも重宝します。
では、ボディトリートメントでは、どうかといえば、
全身の、トリートメントにブレンドして使うことは、センジュではほほありません。部分使いとしてプラスアルファでおつけしたり、お土産ホームケアとしてクリームなどに混ぜてお渡しする事もあります。
トリートメント時は、香りを、お確かめいただいてブレンドするのですが、 少し強めの香りで、遠慮される方も多いのもありますし、
全身に均一に使うのには少し強いので。
その場で使う分だけブレンドするので、一滴でも多いかなと。
しかし。
ポジティブキャンペーン!
ほかの精油でも同じように、濃度が濃くなると作用も香りも強くなりすぎるものもあります。
トリートメントに対しての精油の使い方自体を見直すことで、
もう少し活躍させたいなー!
あとは、部分使い分け、ホームケア用、と出番を増やしていきます。
精油そのものを、かんたんに使いやすく、効果を実感していきたいものです。
まやかしてもまじないでもなく、
マッサージなくても、精油のみでも活躍出来ますから。