先日、元興寺の古地図を元にしたウォーキングツアーに参加しました。
猿沢池以南に広がる、元興寺境内はいまのならまちエリアがすっぽり。こちらの奈良時代の元興寺の地図ともう一枚、江戸時代の地図、そして現在のならまちの地図はトレーシングペーパーになっていて、重ねて今とむかしを比べながら使う事が出来ます。
江戸時代にはすでに今の町名が(丁)記されていたり。
こうやってみると面白い!
実際に歩いて、道幅や道の形の変化の理由とか町家ごとに年代の違いを見たりもしつつ。ならまちの中のお寺やお堂の由緒を聞いたり上がらせて貰えたりもするツアー。
今回はモニターツアーでしたが、興福寺の古地図ツアーにつづき、元興寺の古地図ツアーも歴史と今の暮らしが平行してここにあるならまちをとっても堪能できました。
生まれ育った場所だからこそ当たり前過ぎて今回それが他にはない事だと分かったとおっしゃる方もありましたし、ならまちを歩いて不思議に思っていた事が解消されたと言う方もあったり、それぞれの視点で楽しめるツアーでした。
ちょっと急ぎ足で、もっとじっくり見たいなぁなんて箇所も沢山ありましたが、
とはいえ。ならまちにお住まいの方にご迷惑のないように歩くことを忘れずにのツアー。まほろばソムリエの方に案内していただきながら、お邪魔やご迷惑のないようにのツアーでした。(お邪魔になってないと思うが…)
奈良市観光協会のページでは、この古地図が公開されていて、ダウンロードも出来ますし、スマホで見れるものもあります。スマホ版はGPSで現在の場所が表示されるので、今の場所が昔のどこに当たるかを歩きながら見る事ができますし、解説付きのツアーもありますので、お近くの方もそうでない方も改めて歩いてみるのも楽しいかも。