疲れた、ダルい、偏頭痛、イライラ、注意力の低下。。。なんとなく不調と感じることが、もし、貧血が原因だとしたら…。まさか？と思うかもしれません。めまいも立ちくらみもなくて、血液検査ても貧血だと診断されない。
貧血は病気の名前ではなく、血液中の赤血球の数や、その中で酸素を運搬する役割を担うヘモグロビンというタンパク質の量が不足することにより、血液が組織に十分な酸素量を届けられなくなった状態を指します
体内でさまざまな役割を果たす「鉄」。
これが足りなくなると、血液成分の一つ、赤血球細胞内の重要なタンパク質であるヘモグロビンが減り、酸素を十分に運ぶことができなくなります
酸素が運ばれないと、
糖質、脂質、タンパク質を燃焼することができなくなります。と言うことは、エネルギー(熱）が生まれない。生まれるエネルギーが少ない。
だから、冷える、の。
血が通うと温かくなる。のはそういうことで。
潜在的な鉄分の不足で血が薄い、少ない状態の隠れ貧血の人は、日本人女子の６割、とも言われています。
肉、魚、海藻、貝などの鉄分豊富な食事の頻度が低い＋毎月生理で鉄分を失う悪循環による鉄分不足、加えて胃の働きが弱まっている人も多い。運動でも失われますし、そもそも、体に必要なミネラル(金属）は、体の中で椅子取りゲームをしているので、必要なミネラルをあまり採れないと、本当は体の外に出て欲しい有害ミネラルが体の中に残ってしまいます。
鉄はそもそも、血液の材料になるだけでは無くて、
コラーゲン生成に必須であったり、
粘膜の生成にも必要、
免疫細胞である白血球の活動にも必要、
活性酸素消去酵素(シミ消し）にも必要、神経伝達にも、筋肉内にも必要。
だから、不足すると、冷え性なだけでなく、疲れやすさや、動きにくさ、頭痛や肩こり、肌のたるみやシワ、炎症にも関係してきます。
大変だ。
生理不順や生理痛にももちろん関係ありますし、
隠れ貧血の症状を、更年期症状と間違うことも。まずは、血流を良くすることで、解消されることがたくさんあります。
(更年期症状のある方も隠れ貧血を解消することで、変化することがあります）
ご自身はどうでしょうか？
海藻や魚類はどれくらいの頻度デたべていますか？
体温はどれくらいですか？
そして、子のチェックもしてみてください。
いくつチェックが入りましたか？
３つ以上入ると、隠れ貧血。
鉄だけではなく
タンパク質
鉄
亜鉛
銅
葉酸、ビタミン12.
を摂取。
鉄に関しては、食材によって吸収率が変わります。
食材にたくさん含まれていても体内で吸収される量が多いのか少ないのかは重要。
主に野菜は含有量の2%-5%、海藻は5%-10%、貝類は10%-15%、魚や肉は20%-25%が吸収率です。
植物性の鉄(非ヘム鉄、無機鉄）は単体で食べずに、油と一緒に取ることで吸収がよくなります。ほうれん草や小松菜、意外とバジルにはたくさん含まれています。
鉄といえばレバーが思い浮かびますが、もちろんとてもいい食材ですが、毎日は食べられません。
その他のお肉も脂身のあるなしや何とともに食べるかで、栄養バランスも変わりますし、体が消化吸収することで負担を、かけないようにすることも考えて、
摂取する必要がありますね。
細かく言うと、じゃあ魚は(特に食物連鎖の上に当たる大きな魚）、残留してる有害ミネラルも沢山あるのでは？とか、気になることは色々でてきますが、
自分や家族の食生活スタイル、火ごとのバランスを見ながら
食べるものも、敢えて足すものを工夫と意識を忘れずに。
鉄に関しては
バジル、青のり、岩のり、イワシ煮干し、ごま、切り干し大根、大豆、きなこ、高野豆腐、ひじき、わかめ、などにおおい。
なーんとなく、手作りでふりかけみたいなのを作っておくのもいいかなと思います。
あとは、↑のものだと、食のアクセントにもなるのでメニューにちょい足しを意識してするのもアリだと思います！
一緒に取りたい亜鉛も
牡蠣、イワシ煮干し、ごま、高野豆腐、桜えび、アーモンド、板のり、きなこ、青のり、乾燥しいたけ、切り干し大根に多いので
ちょい足し、ふりかけ、味噌汁とかにできそう。
取りだめ不可なのでとにかく意識を。
そして、サプリメントは非ヘム鉄で。
酸化しやすいですので製品選びが重要です。このあたりは、ご相談いただけるといいかなと思います。
安価な非ヘム鉄サプリは酸化しやすかったり、他のバランス足りなかったりするので！余計に体の負担になりかねない。
隠れ貧血のことだけにしておきたかったんですがー。
どう対処するかが大事なので
つらつらかいたら、長くなってしまいました。🙇♀
読みづらかったらごめんなさい。
