医食同源なら聞きたことあるけど!と、思っていたら、いやいやいやー、医食同源という言葉は1972年に日本で出来た造語だと、
数年前に知りました。(汗)
中国4千年の歴史は、薬食同源の方ですって。
NHKのきょうの料理の中で、「薬」が化学薬品のイメージでの誤解があるかもと、「医」と置き換えて、使われたの。
医食同源とは、日頃からバランスの取れた美味しい食事とることで病気を予防し、治療しようとする考え方。
(この言葉「医食同源」は発想の元になった中国へ逆輸入されていると)
薬物治療に使用されない穀物や野菜、薬より効き目が穏やかな食べ物で、予防や長期的には治療をしていこう、そんな意味でも。
アロマセラピーを同じ考えで取り入れています。
薬より穏やかに、クスリの代わりのようにも使うこともあり
症状によっては即効性を感じることもありますが、
マイナスをできるだけフラットに、ゼロに近づける、プラスにする、
自分の治癒力を発揮させていく為のトリートメントと、いえます。
元々持っている自然治癒力。ほおっておいても、本来はなだらかに、フラット、ゼロの地点に戻ります。精油を使う事で、その力を発動するのを助けたり、高めたりできます。
そして、予防する力である、免疫力は、自分と自分以外のものをより分けて、自分自身以外(ウイルスとか)をやっつけていく。精油を使うケアは、自分のバリアにもなりますし、ウイルスや細菌を自分に変わってやっつけてくれたりもしますので、補助的にしっかり働いてくれます。
上手くとりいれて、必要なときに少しずつ慢性的にじわっと効かせられる良さがあり、
何より心地よい香りは、体の力を抜いて癒やしたり心を休めたりと、反対にしゃきっとやる気をアップさせたりと、
脳に働いてくれるのです。
心地よく脳に働かせるのは薬にはないところで、その点では美味しく食べて、少しずつ体を作る食物と、通じるところが大きいですね。
薬は、本当に急性の時などは、ぱっと効くことで助けになりますが、
それに慣れすぎると、
同じように食べ物や、精油にも即効性をを求めがちになってはないです?
やってみたけど効かない、と判断されることもあるかもしれません。体の仕組みや働きからいえば、すぐ効く、のもかんがえもの。
変わったこともあれば、まだ変わらないこともある、時間をかけて変わることもあれば、あっという間に実感することもあり。
なんとも精油マジックです。
なんせ香りはすぐに脳には届きますからね。